東欧




ブルータリズム

しばらく前から旧ソ連の建築に妙に惹かれるようになり、
これは何だと思っていたら、
「ブルータリズム」という建築様式の言葉にたどり着いた。


結婚式場@トビリシ※2016年現在は使われていないようだった。

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ブルータリズム(brutalism)
冷酷で厳しい獣のような(すなわちブルータルな)手法を用いた表現主義である。
wikipediaより
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Wikipediaの「冷酷で厳しい獣」っていう訳はどうもしっくりこない。
ネガティブなイメージが強すぎる気がする。
建築から受ける印象はクールで男性的、そしてレトロフューチャー的未来感がある。
ああ、男性雑誌でブルータスっつうのがあるじゃないか。
ワイルドとか無骨の方がしっくりくる。

ブルータル(Brutal)っていう言葉はアールブリュット(アウトサイダーアート)の
ブリュット(Brut)と同じ意味かと思っていたら違っていた。
ブリュットはフランス語で「生のまま」という意味。
原初的という意味では近いのかも。

このブルータリズムの建築達、
余計な装飾は施さず、基本剥き出しのコンクリート打ちっ放し。
これがカタチの面白さを際立たせている。

子供がブロックで遊んで出来たようなカタチの面白さ。
そのカタチは無邪気な喜びに満ちている。
突き放したようにクールなんだけど個性的で魅力的なカタチ。


グルジア銀行本社@トビリシ

個人的にはカオスなローカル市場なんか大好物なのだが、
こういったクールな感じの旧ソ建築も大好物。

共通点が無いように見えるけど、
どちらも「変に飾ってない」という点では一致しているような気がする。
 
 




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