トコジラミ




トコジラミ(南京虫・ベッドバグ)を避ける方法と対策 【海外旅行】

 
安宿を泊まり歩く貧乏バックパッカーが、必ず対峙する事になるトコジラミ。トコジラミは南京虫ともベッドバグとも言われています。

経験、場数を踏み、避ける方法がだいたい分かってきました。快適なパッカーライフのために、その特徴と防止対策を公開したいと思います。

トコジラミの生態を知る上で、経験として非常に大きかったのが、中央アジアの某宿でトコジラミの生息する部屋で1ヶ月以上を過ごした事です。

トコジラミを発見すると、普段は逃げるように宿を変えるのですが、その宿は非常に居心地が良く、その国の物価も安かったため、トコジラミと体当たりの戦いを決意したのが始まりです。


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トコジラミについて

● 荷物や衣類に付いて、世界中に拡散する
● 殺虫剤に非常に強く駆除が難しい
● 刺されると非常に強い痒みに襲われ、1週間以上痒みが続く
● 蚊のように刺されてもすぐには痒くならず、1~2日後に痒くなるので発見が遅れる
● 同じベッドで刺される人も居れば、刺されない人も居る

見た目

● ゴキブリの幼虫に似ている
● 体は菱形をしている
● 赤みを帯びた焦げ茶色で体に横縞がある
● 羽は無い
● つぶすと蚊のように赤い血が出る

頻出する宿の条件

● 掃除されておらず汚い
● 風通しが悪くジメジメしている
● 日当たりが悪く部屋が暗い
● 蒸し暑い
● 古い
● 人気すぎる安宿(人の出入りが激しく、駆除ができてない)

弱 点

ツルツルした所が苦手
高熱に弱い
防虫剤が苦手

表面がツルツルしたビニールなど、ツルツルした所が苦手で取り付くことが出来ない。

高熱に弱いので、バックパック・靴・衣類に付いた場合、熱湯消毒で駆除できる。もし部屋に住み着いてしまった場合、高温の水蒸気が出るスチームクリーナーでの駆除も有効かもしれない。

防虫剤は衣類用のパラジクロロベンゼンが有効です。防虫剤を使いたくない人は、ハーブなどのオイルが有効であるという噂もあるので、試してみる価値はあるかもです。

巣の場所

● 壁や床の隙間
コンセントの周りなど
● ベッドの継ぎ目、パイプベッドのフレームの中など

意外と思われるかも知れないが、ベッドから少し離れた場所に巣がある事が多い。シーツは客が入れ替わるたびに交換される事が多いので、彼らは少し離れた安全圏に潜んでいる。

マレーシアの某宿では、各ベッドの枕元にあるコンセントに潜んでいた。ベッドからコンセントまで距離があったので、スマホチャージ中に電源コードを綱渡りのように伝ってベッドへ侵入しているのかも。

ノートパソコン内部に住み着いたりする場合もあるので、ベッドに起きっぱなしにしない方がいいと思う。

巣の見つけ方

絵の具を吹き散らしたような黒いフン(血糞)が付着している。劇画マンガの血しぶきのような、ああいった感じ。シーツが綺麗でも、別の場所に潜んでいる事もあるので、ベッドから離れた所の巣もチェックすべし。

出没しそうな宿に泊まる事になったら

防虫剤をバックパックや靴に入れる
● 持ち物は全てビニール袋に入れる
● 部屋を明るくしたまま寝る。(深夜に動き出します)
● ベッドのシーツの下に防虫剤を置く(健康上あまりお勧めしませんが、効果があるという話。)
● 表面がツルツルのビニールシートをベッドに敷いて寝る。※前の記事に書いたトコジラミ(南京虫)防止対策//パーフェクトブロックがお勧めです。
(トコジラミやダニには有効ですが、ビニールや網は暑くなり快適さが失われるのが欠点。)

被害に遭ったら

● バックパックや衣類や靴に付いている可能性があるので、熱湯消毒する
● 洗えない物は、黒いビニール袋に包んで直射日光に当てる(高熱に弱い)
塩を患部にすり込むと痒みが軽減した(個人差あるかも)
● 海外の薬局で手に入る抗ヒスタミン薬(Antihistamine)が痒みに効くというコメントをTIKTIKさんから頂きました。詳しくは下のコメント欄を参照下さい!

やむを得ず長期間格闘する事になったら

● 高温スチームや熱湯を巣に流し込む
● 巣を粘着テープ等で目張りする
● こまめに掃除機で掃除する
● こまめに布団を干す
● 刺されたらシーツや衣類を熱湯消毒する
● 荷物はビニール袋に入れ、防虫剤を入れる
● 刺されないよう対策を施す。トコジラミ(南京虫)防止対策//パーフェクトブロック等で栄養の供給を断ち、繁殖させないようにする

これだけやってると、次第に勢いが衰えてきます。

荷物にひと工夫

● 衣類、日用品、電化製品、本など、小分けにビニール袋に入れてからパッキングする
● パスポート、メモ帳、財布など身につける小物もビニール袋に入れておく
洗濯しやすいバックパックを購入する
● バックパックに防虫剤を入れておく
 
防虫剤はそのまま荷物に入れておくと数ヶ月で気化して無くなってしまいますが、残った防虫剤は買った袋に入れて密閉していれば、1年ぐらいは保存できます。無くなってしまっても各国で売ってます。健康のため、使いすぎには注意が必要です。

まとめ

世の中には様々な恐怖・不安等がありますが、逆にそれらを積極的に知ろうとすれば「なんだこんなモノだったのか」と恐怖・不安が軽減できる事が多いです。この記事が皆さんの快適なバックパッカーライフの助けになれば幸いです。

旅行中にトコジラミを完全にブロックするトコジラミ対策シートの記事も書きました。

トコジラミ対策シート パーフェクトブロック
トコジラミの侵入を完全に防御する方法です

 
狂犬病に関する記事も書いてます。

【狂犬病】あまり知られていない知識
潜伏期間のメカニズムや唾液に混ざるウイルスの話。



筆者プロフィール
旅が人生。なるべくお金を節約し世界の隙間をふらふら生きる。読み手を選ぶ狂気の旅日記本「タミオー日記」の作者。旅マンガも描きます。
タミオー日記 : www.tamioonews.com
旅マンガ : instagram.com/tabi.koma/
ツイッター : @tamioonews


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「トコジラミ(南京虫・ベッドバグ)を避ける方法と対策 【海外旅行】」への6件のフィードバック

  1. 僕も何度かインドやインドネシア、タイでやられています。
    蚊とちがって、ひどいかゆみが数日続きますが、いい薬を紹介します。「抗ヒスタミン薬」です。簡単に手に入りますから、お試しください。薬剤師じゃなくても薬を扱っている人なら、antihistamineでわかるはずです。

    1. 貴重な情報ありがとうございます!今後もしヒドイことになったらantihistamine試してみます!

  2. 「抗ヒスタミン薬」はアレルギーの薬でもあります。
    刺されて異物(唾液)が体内に入ると、皮膚のマスト細胞に貯蔵されているヒスタミンが放出され、痒みの刺激が脳に伝わって痒くかんじるのですが、このヒスタミン放出を抑える薬です。
    海外の薬局で簡単に買えます。例えばタイで南京虫に刺されてひどい痒みが続いてミャンマーに飛んだ時、マンダレーの小さな薬屋で買えました。一日一錠寝る前に服用すれば、痒みは止まりますよ。

    1. TIKTIKさんへ
      何か聞いたことあると思ったら、アレルギーの薬だったんですね。詳しい(!)効果の説明ありがとうございました。ヒドイと病院に行く人が多いですが、これだったら世界中で結構手軽に手に入りそうですね。上の本文に引用追加させて頂きます!

  3. 朝日新聞(2019,6,7)に「トコジラミ 被害拡大中」の記事が
    ありました。外国だけではなく、東京でも東京都福祉健康局への
    トコジラミの相談件数が2000年頃から増え始め2010年ごろに顕著になった(年間300件前後)とあります。しかも、従来の殺虫剤が効かないスーパートコジラミも出現しているとも。海外との人の交流が増え、国内に持ち込まれているようです。見つけたら、早い対策をとりましょう。

    1. TIKTIKさんへ
      情報ありがとうございます!荷物に付いて世界中に拡散するトコジラミ。やっかいですね。。

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