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ラダックのバイク旅




ヌブラ渓谷のバイク旅 【前編】 ラダックの走り方⑤-1

レーでオートバイをレンタルし、延べ3週間ほどラダック中をツーリングしましたので、情報を残しておきます。(2018年8月)

今回は「レーからヌブラ渓谷のバイク旅 前編」です。
情報量が多いため、分けて記事にしました。

ヌブラ渓谷 バイクツーリング

レーでバイク(ロイヤルエンフィールド)を借りて、相方と二人乗り3泊4日で行ってきました。
谷が奥に深いので3~4泊すると余裕をもって楽しめると思います。

パキスタンのフンザと両方に行ってきた感想ですが、ここ(ヌブラ)こそ風の谷なんじゃないかしら?と思えるほど美しかったです。

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旅のコマんドー

広大な谷と辺境への道

arrow 走ったルートです。

走行距離:435km

現地では標高5600mと言われているが、実際は標高5359mのカルドゥン・ラ峠を越えて、ヌブラへと至る道。
ダートもそんなに多くなく、景色を楽しみながら走れるルートです。

ディスキットにあるゴンパから見るヌブラの広大な谷は何度も声を上げてしまうぐらい非常に美しいです。※フンザより谷の規模が大きいです。

パキスタンに近いトゥルトゥクへの道では、交通量も少なく心細くなるぐらいの辺境感。
まさに最果ての地
ここら辺まで来ると、数少ない他のライダー達との一体感が高まります。
うちらスゴイ場所を走ってるぞ。と。
お互いにピースサイン。一瞬のコミュニケーションが気持ち良い。
みんなカッコイイです。

カルドゥン・ラ峠の前後は工事中で道が非常に悪いですが、それ以外は舗装されてて走りやすいです。
特にアーミーの基地周辺は舗装が行き届いていて非常に走りやすかった。

しかし、町の中を抜ける道は舗装されてない事が多く、走りにくかった。
でもスピードを出せないので、村人達にとっては逆に安全なのかも。

温泉のあるパナミック方面へは、スムルまで行きました。

カルドゥン・ラのラは峠という意味。
カルドゥン・ラ峠だとカルドゥン峠峠という意味になってしまいますが、その方がしっくり頭に入ってくるかなと勝手に思い、カルドゥン・ラ峠としております。

借りたバイク

インドの代表的なバイク、ロイヤルエンフィールド 350ccです。
荷物・予備タンクを載せるためにキャリアーをつけてもらいました。
二人乗りで行きましたが、パワー不足は感じなかった。

ヌブラ渓谷 バイクツーリング

arrow レンタル方法など詳しい情報は以下の記事を参照されたし。

ラダックの走り方② バイクのレンタルラダックの走り方② バイクのレンタル
レーでバイクを借りる方法を解説してます。

入れたガソリンと燃費

・レーで8リットル
・ディスキットで9.6リットル
合計17.6リットル

燃費は二人乗りで1リットル約25km
一人乗りだったら30kmはいくかもしれません。
ヌブラ渓谷のディスキットにガソリンスタンドがあったので、結果的に予備のタンクは必要ありませんでした。

arrow ガソリンについては以下の記事を参照されたし。

ラダックの走り方③ バイク旅の準備・装備ラダックの走り方③ バイク旅の準備・装備
バイクのチェック、ガソリン、装備、パーミットの解説をしています。

レーからカルドゥン・ラ峠へ 37km

ヌブラ渓谷 地図
【この地図はキャプチャー画像です。googlemapはこのページの上に埋め込んでいます。】

2018年8月○日。
相方と二人、レーでバイクを借りて、まずはガソリンスタンドへ。
予備のタンクと合わせて10.5リットル給油。

期待と不安を胸に出発!

ヌブラ渓谷 バイクツーリング
【レーの奥にある村】

レーから北上、左に美しい村を見ながら高度を上げる。
レーの奥ってこんなに美しい村があったんですな~!
グネグネ道だが舗装されてて走りやすい。

ヌブラ渓谷 バイクツーリング
【遠くに見えるレーの町】

レーの町を上から眺めると、円形のカルデラの中にレーがあるように見えた。
否、これは、隕石のクレーター跡か??
などなど、妄想が膨らんでしまいます。

標高が上がるにつれ、段々寒くなってきたのでダウンジャケットを着る。

レーから23kmの所に最初のチェックポストがあります。

ヌブラ渓谷 バイクツーリング
【トイレ側からとったチェックポスト 標高4500m】

ここでパスポートとパーミットを提出。(※2022年情報で一人でも通過できているようです。)
ヘリポートがあり、ヘリコプターが発着の訓練をしていた。
トイレあり。

ヌブラ渓谷 バイクツーリング

チェックポストを過ぎるとオンロードが終わり、オフロードになります。
工事中の部分は特に道が悪いが、しかし、ロイヤルエンフィールド350ccはグイグイ登っていく。
さすが350cc!!頼もしい。
Bajajの150ccだったら厳しかったかも。

ヌブラ渓谷 バイクツーリング
【カルドゥン・ラ峠】

意外とあっさりとカルドゥン・ラ峠に着いてしまった。
ここには食堂がいくつかあります。
参考パンゴン湖のチャン・ラ峠よりは店が混雑してなかったので、チャイをのんで休憩。

ヌブラ渓谷 バイクツーリング
【赤い軍手は中国製50Rs】

地元で信じられているカルドゥン・ラ峠の標高は5600m。
世界一高い場所にある道という事になっているが、時計の高度計で標高を測ってみたら、だいたい5150mだった。
気圧の誤差を考えるとwikiにのってる5359mが近いと思う。
いやいや、それでも十分過ぎるほど高いです。
 

まめ知識
高所では空気が薄いので胃腸の働きが弱まります。
短期でラダックに来た弟氏は日本で食いだめをしてきたらしい。
胃腸への負担を減らせるので、良い作戦だと思う。
ラダックでのバイクツーリングは、どちらかというと高所登山だと思うので、高山病対策は万全に。

 

あめ知識
異国でのツーリングは非常に神経を使います。
集中力を切らさないよう、アメをなめながら走っていた。
アメはレーで一個1Rsで売ってます。
現地の子供対策にも便利。

カルドゥン・ラ峠から川の合流地点へ 60km

ヌブラ渓谷 地図

カルドゥン・ラ峠を出発。
さらにオフロードが続く。

ヌブラ渓谷 バイクツーリング
【道路工事中 帰りにとった写真】

5000m付近での道路工事。
数年内には全て舗装道路になりそうな勢いです。

砂・石が浮きまくっているので、気を抜くと簡単に転倒しそう。
実際やばかったです。車間距離は十分に。
道路コンディションは最悪でした。

峠から16km走ると、二つ目のチェックポストがあります。

チェックポストからチェックポストまでの間が全てオフロードでした。合計30km。

ヌブラ渓谷 バイクツーリング
【チェックポスト 標高4500m】

ここでもパスポートとパーミットを提出。
係のおじさんがどこに居るのか良くわからず、探し出してようやくチェックしてもらえた。
ここのチェックポストは何かユルかった。

トイレや食堂・商店があります。

両方のチェックポストは、ヌブラ方面への行きはチェックされますが、帰りはノーチェックでした。

このシステムだと、ヌブラに何日滞在したか分からないのでは?!
ヌブラに好きなだけ滞在できてしまうのでは?!

安全第一郎
色々ユルいんですよ。
でもユルいの好き。
ずっとこのままで居て欲しい。

 
チェックポストを出て16km走ると、カルドゥン村に着きます。

ヌブラ渓谷 バイクツーリング
【カルドゥン村のメインロード】

食堂・商店があり、休憩するのに最適な場所です。

ヌブラ渓谷 バイクツーリング
【カルドゥン村の本体】

メインロードにバイクを置いて谷側へ歩いて下りると、非常に美しい場所(村の本体)が出現します。

麦畑がぱーっと広がり、農作業する人、その向こう側に民家が見える。
川の水も、麦の畑も、人々も、民家も、そこにある物全てが純粋なんです。
純粋すぎて現実感の無い場所。
いや、もしかしたら、、これが圧倒的な現実感なのか?!

とかなんとか考えながら、しばらくぽかーんと景色を眺めてました。

なぜカルドゥン村があまり知られてないのか不思議なぐらい良かったです。
個人的にはトゥルトゥクよりも感動しました。
時間に余裕のある方はぜひに立ち寄ってみて下さい。
お勧めです。

そして、カルドゥン村からヌブラ渓谷に向けて見通しの悪いグネグネ道を下っていく。

ladakh road
【ブラインドカーブ多し】

すると大きな谷が出現。
川沿いを北上すると、シャヨク川とヌブラ川と合流地点に着く。

直進すると、橋を渡って北側のパナミック方面へ。
左に行くと、ディスキット・トゥルトゥク方面です。

この合流地点には食堂の他に、修理屋(メカニック)があります。
簡単な修理ならここで出来ると思う。

ここの修理屋さん、看板とか無いのでハッキリ言って分かり難いです。
店前のうち捨てられたタイヤとオイル汚れで判断するしかないです。
修理屋の場所はgooglemapでポイントした辺りです。
道よりすこし引っ込んだ場所にあります。

ヌブラ渓谷 バイクツーリング
【マッドマックス的世界観の修理屋さん】

前編おわり。

次は実践⑤バイク旅 ヌブラ渓谷 後編につづく!!

※この情報は年月が経つと変わってしまうものもあるので、アドバイス程度とお考え下さい。



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この記事を書いた人 : タミオー / Tamioo
旅が人生。なるべくお金を節約し世界の隙間をふらふら生きる。読み手を選ぶ狂気の旅日記本「タミオー日記」の作者。旅マンガも描きます。
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